山下さんの自然共生農法
山下さんは、農法にはたいして凝ってはいないというのが山下さんの弁です。良い自然があるからできるんだよ。しかし肥料や害虫駆除、病気対策になるとやはり雄弁になります。
べにふうき畑はうぐいすの楽園
みなさん、知っていましたか?うぐいすには縄張りがあり、そこから出て行かない。だから大切にしてあげると、いつまでもその場所を守って害虫なんかを捕ってくれる。
山下さんのべにふうき畑を縄張りにしているうぐいすは2,3匹いて、春になると藁で作ったの巣の中に赤っぽい小さな卵が無造作にあるそうです。
わたしが訪問した時も、山下さんのお宅から聞こえるのは、川のせせらぎの音とうぐいすなどの鳥の声だけでした。
クモとべにふうき
クモも害虫を食べてくれる益虫です。ところが、農薬を使うとクモは茶畑にはつかなくなるそうです。ですから、このクモの巣は無農薬で育てている証ですね。
この光景は朝もやのかかる一瞬にしか見えません。昼間はいくら目を凝らしてもクモの巣は見えません。
肥料へのこだわり
山下さんは肥料には自然から採れる物しか使いません。
手にしているのは籾殻くん炭です。籾殻くん炭は保水性と排水性を兼ね備えて微生物も繁殖しやすい土にしてくれる。圧搾菜種や豆かすは昔ながらの油の絞りかすを使っている。化学処理された豆かすだとどうもよくないというこです。
肥料に使っている藁は、自分ですすきを山から苅って来て使うんだよ。
昔はそこにあるものだけで、農作物ができたんだから。それが一番ということです。
こんな山下さんの農法を勝手に自然共生農法と名付けました。
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