べにふうきを製茶する

普通の農家は収穫したお茶を製茶業者へ生のまま持ち込みます。しかし、春のべにふうき屋のお茶は、農園で製茶しています。

時期になると忙しくて、こんな山の中から持って行ったんじゃ効率が悪くてしかたない。それに自分が育てたお茶の作り方は自分が一番よくわかると、茶農家の自家製茶です。

	お茶の摘み取りはさすがに手作業ではできません。数日のうちにすべてを刈り取らなければ、時期を逃してしまいます。
	こんなことをして山の斜面からお茶を持ってくるのです。一回手伝っただけで足ががくがくになりました。
	もちろん無農薬栽培ですから、JAS認定の有機栽培農地です。しかし、有機栽培と無農薬栽培は違います。有機栽培は一定の化学合成ではない農薬を使うことができます。
	生茶を蒸します
	蒸した生茶を揉んで、乾燥させます
	荒茶のできあがりです。いや、出来たてのお茶は美味しいふんわりと緑の香り、優しい甘さ、すっきりとした苦み。これをカットすると一般販売の煎茶となります。